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来島 利幸*; 中瀬 吉昭
Radiat. Meas., 26(2), p.159 - 168, 1996/00
被引用回数:4 パーセンタイル:39.42(Nuclear Science & Technology)パソコンレベルで、入射電子の単一散乱モデルに基づく挙動を計算できるモンテカルロコードを開発した。多層構造の物質に入射した300keV電子のエネルギースペクトル、角度分布、深部吸収線量分布を計算した。一部の計算結果については、実測値と比較しよい一致を確認した。試料を静止した状態で照射した場合と移動状態で照射した場合について比較し、基材の影響等を明らかにすることができた。
耒島 利幸*; 中瀬 吉昭
Applied Radiation and Isotopes, 44(4), p.693 - 699, 1993/00
被引用回数:3 パーセンタイル:38.1(Chemistry, Inorganic & Nuclear)走査型照射用電子加速器を用いた、300keV電子線に対する多層吸収体の深度線量分布の測定を行った。多層吸収体としてはTi-air-cellulose triacetate(CTA)と基板である。このうち、CTAを試料としてコンベアを用いた動的照射とビーム取り出し窓下に固定した静的照射を行い、深度線量分布を比較検討した。また、ビーム走査方向についても両方法で測定した。動的照射に比べて静的照射では、線量のピーク値が深部に存在することがわかった。斜め入射効果を調べるために入射角度を変えて上記両方法で比較検討した。
久米 民和; 青木 章平; 伊藤 均; 渡辺 宏; 佐藤 友太郎*
日本食品工業学会誌, 22(12), p.577 - 581, 1975/12
203030cmのpackageにウィンナーソーセージを詰めて(平均密度0.27g/cm)、線を照射したときのpackage内の吸収線量分布を鉄線量計およびPMMAを用いて測定し、package irradiationにより大量の試料を均一に照射するための諸条件の検討を行なった。線源と平行方向における吸収線量は線源の中心線付近ではほぼ均一であった。線量率510R/hrの位置における高さ方向のDmax/Dminは1.10であり、空間のDmax/Dmin1.11とほぼ一致した。この結果から高さ方向の線量不均一性には空間の線量分布がそのまま影響していると考えられるので、線源の比放射能分布や高さをかえるあるいはpackageの高さを低くすることにより高さ方向の線量不均一性を小さくすることができると考えられた。深さ方向に関しては大線源を用いて低線量率で照射することにより均一性をよくすることができ、140,000Ciの線源を用いて1.710R/hrの位置で反転照射した場合、Dmax/Dmin1.13すなわち6%程度の線量均一度で照射可能であった。
久米 民和; 青木 章平; 伊藤 均; 渡辺 宏; 佐藤 友太郎*
JAERI-M 5787, 11 Pages, 1974/07
Packageにウィンナーソーセージを詰めて、0.5Mradの線照射を行なう場合の吸収線量分布鉄線量計およびPMMAを用いて測定しPackage Irradiationにおける大量の試料の照射条件の確立および均一に照射するための諸条件の検討を行なった。この結果安全性試験用試料の照射は線量率510/hrの位置で線源両側に103030cmのPackageを計8箱並べ、30分反転照射することとし、線量均一性は1.26であった。また203030cmのPackageを用いて均一照射方法の検討を行なった結果、線源と平行方向にバラツキは認められず、高さ方向では空間の高さ方向の線量分布がそのまま影響していたので、線源の組方をかえることにより高さ方向の吸収線量のバラツキを小さくすることができると考えられた。深さ方向に関してはなるべく大線源を用いて低線量率で照射することにより均一性をよくすることができ、140000Ciの線源を用いて1.710/hrの位置で照射した場合、7%程度のバラツキで照射することが可能であった。